■バッファローがうろつく平原■~アイオワ自身が辺地と見る~

 おはようございます。


大粒の雨が降り始めた

高知の朝です。

今日は時々止む時間もありそうです。


良い週末をお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

外国特派員は

東海岸にとどまっていた、

とした。



しかし、外国特派員にとっては、

ニューヨークとハリウッドの間の

広大な地域は、

バッファローがうろつく

平原にすぎず、

それらはすでに、

シンクレア・ルイスと

H・L・メンケンが

すべてを書いてしまっていた、

と続ける。



ドラッカーは、

たまたまデモインに現れ、

中西部、小麦の地、アイオワ大学、

アイオワ州立大学、

ニューディールの農業政策、

アメリカ人について知りたい

などと言い出す外国特派員こそ、

書く値打ちのある

存在だったのだ、

とする。






「アイオワを辺地と見ていたのは、


 外国特派員だけではなかった。


 アイオワ自身がそう見ていた。


 アイオワ以外の地の多くも、


 同じように自らを見ていた。」




(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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