■何ら考慮する必要のない人■~外交問題は存在しない~
おはようございます。
明るい陽が差し始めた
高知の朝です。
今日の天気は、
”曇り時々雨で雷を伴うでしょう。
最高気温は 30° です。”
とのことです。
熱中症、雷雨両方共
お気を付けください。
日曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
1932年にルーズベルトが
初めて大統領選に出馬したとき、
彼の外交政策は孤立主義だった、
とした。
そして事実、大統領就任後に
ルーズベルトが最初に取った行動が、
ロンドンでの世界経済会議開催への
公然の反対だった、
と続ける。
これによって、
アメリカの新政権は、
ニューディール政策が外交、
対外責任、対外協力に
無縁であることを、
天下に知らしめたのだった。
ドラッカーは、
1936年にルーズベルトが
再選を目指したときにも、
外交問題は存在しておらず、
当然彼は孤立主義をとった、
とする。
「当時の国際主義者は、
ウォールストリートの金融関係者、
死の商人たる兵器製造業者、
イギリス植民地主義の手先
という金持ちの悪者ばかりであって、
何ら考慮する必要のない人たちだった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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