■政治家が聖人に■~合衆国憲法に忠誠を誓う~
おはようございます。
暗い空の高知の朝です。
雨は小康状態の様ですが、
一日降りそうです。
昨日は高温多湿で
過ごしにくい一日でしたが、
今日はいくらか気温は低めの様です。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アメリカ人にとって、
アメリカとは、国ではなく政体で、
約束とは、政治的な希望、
社会的な希望だった、
とした。
そして、アメリカの夢とは
理想社会のことであり、
アメリカ人とは政治人間のことだった、
と続ける。
たしかにアメリカは国土であり、
地上において一定の地域を
占める存在であるが、
その場所とは、それなくしては
アメリカ合衆国はありえないという
一つの普遍的な理念が所在する
空間なのだった。
ドラッカーは、
アメリカとは、当時も今も、
政治家が聖人になっているという
世界で唯一の国であり、
それは他ならぬ
アブラハム・リンカーンである、
とする。
「そもそもアメリカには、
土着の芸術は一つしかない。
他ならぬ政治である。
そしてアメリカへ来た者は、
際立って抽象的な理念、
すなわち合衆国憲法に
忠誠を誓うことによって、
アメリカ市民になるのだった。、」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
コメント