■アメリカは孤立主義■~ヨーロッパ人を止めた~

 おはようございます。


薄曇りの高知、

既に高温多湿の朝です。


今日もおおむね晴れて

猛暑日となりそうです。


急に到来した真夏の気候、

熱中症対策をお忘れなく。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

アメリカとは

「最後にして最良の希望の地」であり

ヨーロッパ人をこの国へと

惹き付けたものが、

そのようなアメリカだった、

とした。



そして、惹きつけられて

この国へ来たヨーロッパ人のことごとくが、

時を置くことなく、

ヨーロッパ人であることを止めた、

と続ける。



ドラッカーが

外国特派員であることを

説明し終わったとき、

ウィリアム・ウェイマックは

にこりと笑って、

外国特派員でいることも

そう長くはなく、

じきにアメリカの記者に

なってしまうと言った。



その数年後、

ベニントン大学で

教えることになったドラッカーは、

基礎教養課程のカリキュラムから

好きなものを選んでほしいと言われ、

ヨーロッパ文明ではなく、

アメリカ史とアメリカ政治を

選んだのだった。






「しかし、私がウェイマックに初めて会ったその頃、


 アメリカの夢は、その最も苦手とする問題、


 すなわち国際問題に直面しかかっていた。


 アメリカの信条におけるアメリカは


 孤立主義でなければならなかった。」




(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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