■アメリカとは理念■~独自性、特異性、「らしさ」~
おはようございます。
雲の多い高知の朝です。
今日は雨は小康状態、
気温も30度近くまで上がりそうです。
熱中症対策を万全に。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アメリカへ来た者は、
合衆国憲法に忠誠を誓うことによって、
アメリカ市民になるのだった、
とした。
そして、不況時代だったからといって、
ヨーロッパが、アイオワや、
ワシントンの農務省や、
デトロイトのGM本社から
急に遠くなったということはなかった、
と続ける。
第一次大戦後、
大勢のアメリカ青年が
ヨーロッパ団体旅行に参加して以来、
ヨーロッパはほとんど
誰でも行けるところになっていたが、
この不況時代にこそ、
アメリカとヨーロッパの距離は、
かつてなかったほど
遠いものになっていたのだった。
ドラッカーは、
実はニューディールとは、
アメリカの独自性、特異性、
「らしさ」を確認する
作業だったのである、
とする。
「それは、アメリカの基本的な信条、
すなわち、アメリカとは国でも国歌でもなく、
理念であるとの信条を
確認しようとするものだった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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