■巨大サービス企業への脱皮■~『ジャック・ウェルチわが経営』~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
湿気満載の空気です。
台風7号が接近してきました、
十分警戒して下さい。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ウェルチの就任前に、
GEが金融サービス事業を
どの程度まで手がけていたかについて、
身を乗り出すように教えてくれた。
そしてクレイムズは、
事実を振り返ってみたい、
と続ける。
ウェルチは回顧録
『ジャック・ウェルチわが経営』において、
自身が経営トップの座に就く3年前の1978年に、
GEキャピタルは50億ドルもの資産を保有していた、
とつづっている。
とはいえ、GEが巨大メーカーから
巨大サービス企業へと脱皮したのは、
ウェルチがサービス事業を熱心に
推進したからで、
2000年までには、
GEキャピタル関連で何百もの
合併案件をまとめたり、
ゴーサインを出したりしていた。
「そして氏が退任した年には、
GEキャピタルの資産は
3700億ドルへと膨らみ、
全社収益の41%超を
稼ぎ出すまでになっていた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)
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