■第11章 生きるか死ぬかの決断■~『階層制の終わり』~

 おはようございます。


曇り空で薄暗い高知の朝です。


今日は曇り時々雨、

雷注意報も出されています。

注意が必要です。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

誰を昇進させるかは、

マネジャーにとって

とてつもなく重要な決断である、

とする。



クレイムズは、

1980年代にブランチャードとジョンソンによる

『1分間マネジャー』

(The One Minute Manager)

やピーターズとウォータマンの

『エクセレント・カンパニー』

(In Search of Excellence)

が刊行されて以来、

ビジネス書の書き手のなかには、

従来とはまったく異なる

新しい組織が誕生する、

と熱に浮かされたように

はやし立てる人々も現れた、

とする。



そして、

当時は権限委譲運動が盛り上がり、

上からの指揮命令で動く仕組みを

逆さまにして、

階層を減らして水平な組織をつくろう、

としきりに叫ばれていたと続ける



しかしドラッカーは、

これはかけ声倒れに

終わるにちがいないと見抜き、

2002年にこう記している。







「「何年か前に、


 『階層制の終わり』がしきりに話題にのぼった。


 ・・・組織の全員が利害をひとつにし、


 仕事から高い満足を得るのだ、と。」




(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第11章 生きるか死ぬかの決断)

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