■大がかりな分権化■~問題意識を持った幹部候補~
おはようございます。
雲が多い高知の朝、
今は雨が降ってないです。
台風6号は相変わらずゆっくりと
九州西岸に沿って北上中です。
お気を付け下さい。
よさこい祭り、今日の花火大会は
延期されましたが、
明日からの本番は予定通り開催されます。
4 年ぶりの「フル開催」、
まさしく待ちに待った開催です。
踊る人も見る人も気を付けて楽しんで下さい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
GEのコンサルティングを行う
きっかけをつくってくれた人物は、
ハロルド・スミディだとする。
そしてそのハロルド・スミディは、
ブーズ・アレン・アンド・ハミルトンの
上級共同経営者を経てGEに入社し、
経営コンサルタントたちを束ねていた、
と続ける。
GEでスミディは
組織の下層に
判断権を与えることを目的にした
大がかりな分権化を目指した
組織改編を推し進めたが、
その際にドラッカーは筆頭格の
コンサルタントとして
お手伝いしたのだとする。
「あれは1940年代終わり、
いえ、50年代はじめですね。
......とにかく、
ウェルチがCEOに就任したときのGEには、
訓練が行き届き、
能力が実証ずみであるばかりか、
はっきりした問題意識を持った
幹部候補がおおぜいいたのです。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)
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