■時間軸とリーダーシップ■~「適材」という言葉は無意味~
おはようございます。
小雨が降る高知の朝、
湿度が高く蒸し暑いです。
今日は雨の一日、
昼頃には強く降りそうです。
お気を付け下さい。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
この第10章で重要なのは、
時間軸とリーダーシップをめぐる
教えだろう、
とする。
そしてクレイムズは、
ウェルチはGEの将来を
切り開くのに
ふさわしい人材だったと、
ドラッカーから聞くまで、
ともすると、
リーダーを平面的にしか
とらえていなかった、
と続ける。
この平面的な考え方に従うと、
時間軸を考えずに
最も優れた人材を選ぼうとするが、
ドラッカーはかつて、
「適材」などという言葉は意味をなさない、
何に適しているのかが問題なのだ、
と述べていた。
「ウェルチは、
過去の延長線上で事業を行うためではなく、
GEの将来を切り開くのにふさわしいリーダーとして、
抜擢されたのだった。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)
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