■ピカピカのスロットマシン■~ドラッカーを源流とするもの~

 おはようございます。


時折強い風雨が吹く高知の朝です。

台風6号の余波が長引いている。


昨日のよさこい祭りは、

風雨が止んだ狭間で行われ、

ラッキーでした。


今日も時折降りそうです、

お気を付け下さい。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

それまで10年のあいだに

編集あるいは執筆した、

すべてのウェルチ本で、

彼は恐竜企業の救世主と

描いていた、

とした。



ところが、

長年にわたってウェルチや

GEのコンサルタントを務めたドラッカーが、

CEO時代のウェルチについて、

まったく異なる印象を語ったのだ。



そしてドラッカーによれば、

GEは1980年ごろに

すでに飛躍への準備を終え、

それはあたかも、

スロットマシンがピカピカに磨かれ、

「たくさん儲けさせてあげよう」と

次の利用者を待っているようなものだった、

と続ける。


クレイムズは、

ドラッカーとウェルチの関係には、

目を見張るものがあった、

とする。







「ウェルチは、


 『市場のナンバー1または


 ナンバー2になれないなら、


 その事業からは撤退する』という戦略は


 ドラッカーの教えによるものだと述べているが、


 ウェルチの戦略や戦術にはこのほかにも、


 ドラッカーを源流とするものがあるように思われる。」




(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)

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