■巨額の前払い金■~責任ある態度とはいえない~
おはようございます。
昨夜もまた大きな雷鳴が轟きました。
トム・クルーズの宇宙戦争の怪物が
雷雲の中を縦横に走り回っているような。
これから雨は減り曇り空が多くなりそうです。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ウェルチの回顧録の発行契約に
ワーナー・ブックスは、
710万ドルもの巨額の前払い金を支払った、
とした。
そして、これは、
ノンフィクションの前払い金としては
破格の金額で、
当時、これを上回っていたのは、
法王ヨハネ・パウロII世の
『希望の扉を開く』
だけであり、
その金額は850万ドルだったと続ける。
参考までに、以後、
ヒラリー・クリントン、
ビル・クリントン、
アラン・グリーンスパンが
自叙伝を著し、
それぞれ800万ドル、
1200万ドル、
850万ドルを受け取っている。
クレイムズは、
次のとおり続ける。
「わたしは長年、
ウェルチ関連の本の執筆や編集にたずさわり、
合計七冊を世に送り出していたのだから、
ドラッカーとの議論を中途半端に終わらせたなら、
責任ある態度とはいえないだろう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)
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