■内省する性質ではない■~著述家の人生は地味なもの~

 おはようございます。


灰色の雲が空を覆う高知の朝です。

今日は一日こんな感じみたいですね。


でも気温は下がらないようです。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

これまで、

ただひとりとしてつまらない人間に

会ったととはない、

とした。



しかしドラッカー自身は、

他人の興味を引くようなところは

いっさいない、

と続ける。



後世に何を遺すのか、

という問いにドラッカーは、

あまり内省する性質ではないから、

と答えている。



そして、何人かの優れた人々に対して、

適切な行動をそつなく取れるよう

お手伝いをしたことはあるが、

自身は著述を生業としており、

著述家の人生は地味なものだ、

とする。



さらにドラッカーは、

弱々しい言葉で次のとおり語った。






「著書や業績は、


 興味の対象となるでしょうが、


 それとこれとはべつですからね。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)


コメント

このブログの人気の投稿

■歴史の転換点を眺める■~情報と知識の役割~

■マネジメントの意思決定への影響■~情報技術の動向~

■ドラッカーの学びの原点■~自身の哲学が芽生えた~