■珠玉のエピソード■~キラ星のような知識人や文化人~

 おはようございます。


小雨の降る高知の朝、

今日はこのまま雨の一日なりそうです。


天気は悪くても、

寒くも暑くもなく過ごし易そうですよ。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

ウィーン学団や

シュンペーターといった

一流の思想家の考えや

理論などに触発されて、

ドラッカー自身の哲学が

芽生えたのだとした。



くわえて、

ドラッカーが芸術、哲学、宗教、科学、

法律、社会学、ビジネス、文学など

幅広い分野に強い関心を抱いたのも、

キラ星のような知識人や文化人が

折に触れて生家に集まり、

これらのテーマについての

思い入れや考えを

披露していたからだろう、

と続ける。



そして、

このほかにも数多くの人々が

ドラッカーの人生を彩ったのだが、

そのすべての人を紹介するには、

それだけで一冊の本を

書く必要があるだろうとする。



クレイムズは、

『傍観者の時代』は

その役割を果たす本でもあり、

このエピローグの内容の多くも

『傍観者の時代』に由来しているとする。








「この本もまた、


 読みやすいとはいえないが、


 じっくり読み込むと、


 そこには珠玉のエピソードがちりばめられている。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)


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