■ドラッカーのひととなり■~時代のありよう、空気、息吹~
おはようございます。
さっきまで降っていた雨で
道路が濡れています。
午後にはまた雨が降り始め
明日にかけて続きそうです。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
『傍観者の時代』もまた、
読みやすいとはいえないが、
じっくり読み込むと、
そこには珠玉のエピソードが
ちりばめられている、
とした。
そして、
ドラッカー自身は
この『傍観者の時代』は、
短いストーリーによって構成しているが、
それぞれは独立しているが同時に、
世相を描こうという
狙いも持っていると述べている、
と続ける。
さらに戦間期のヨーロッパ、
ニューディール時代、
第二次大戦直後のアメリカなど、
最近の人にとっては
想像もつかない時代のありよう、
空気、息吹などを伝えようとしたのだ、
としている。
クレイムズは、
たしかに『傍観者の時代』は
狙いどおりの役割を果たしているが、
別の一面にも気づいたとする。
「そこにはドラッカーの
ひととなりが映し出されていたのだ。
著書、論文、インタビュー、
氏についての本などからは
うかがい知ることのできなかったドラッカーが、
そこにはいたのである。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)
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