■繰り返しや脱線が多い■~ぎこちなさが目につく~
おはようございます。
未明の高知、
小雨が降ってます。
今日は一日雨、
満開疲れの桜や、
田植えを待つ田んぼには
恵みの雨でしょう。
休肝日明けの水曜日、
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーはほとばしるような知性を備えていたが、
それは著述活動をするうえでは強みであり、
また一方では弱みでもあったとした。
そして、読み返してみて気づいたのは、
ドラッカーは非常に多作だが、
その作品は必ずしも
読みやすいわけでもなければ、
理解しやすいわけでもない
ということだったと続ける。
クレイムズは、
素晴らしいアイデアや概念を紹介している一方、
説明には往々にしてぎこちなさが目につき、
代表作ですら、
章によっては仕上がりにムラがあり、
一部には読みづらい箇所もあるとする。
「繰り返しや脱線が多いほか、
深遠すぎる考え方を紹介しているため、
ともすると読者の意識を
主題から離れさせてしまう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)
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