■ドラッカーが慕う祖母の本質■~相手にとって何が大切か~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝、
小雨が断続的に降ってます。
昼過ぎには上がり、
晴れてきそうですね。
昨日は岡山県美作市への弾丸日帰り出張。
6:30出発、滞在4時間、18:00帰庁。
楽しい小旅行となりました。
運転手さんお疲れさまでした。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーの祖母は、
亡夫が設立し亡くなるまで
会長を務めていた銀行に
持ち物の多くを
巨大な買い物袋に詰め込み、
持っていった。
そして買い物袋の中身を
銀行口座に預けようとしたところ、
支店長から、
お預かりできるのは金銭だけです、
と断られたため、
祖母は支店長を、
意地の悪い恩知らず、
と罵倒した。
祖母は口座を解約して
わずかな残金をつかむと、
その支店を飛び出して
同じ銀行の別の支店へと向かい、
そこで口座を開いたのだという。
クレイムズは、
「愚かな老女」という呼称は、
ドラッカーが慕う祖母の本質を
一面からしかとらえていないとする。
「祖母はすべての人を尊重し、
出会った人々については、
後々まで相手にとって何が大切であるかを
心にとどめていたのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)
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