■意思決定のリスク■~些事に目を奪われ、大事を誤る。~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
意思決定にはリスクが付きまとう。
そもそもリスクは企業経営に必然のもので、
相手が負えないような大きなリスクを負うことこそ、
競争に勝セオリーである。
これまではそうであったが、
不確実性の増大はそのリスクをさらに増大させた。
今当然負うべきリスクは、小さなリスクとは限らない。
したがって意思決定は、組織にとって適切なレベルと
適切なプロセスを経なければならなくなった。
意思決定は組織の内部、外部のすべてを
視野に入れて行わなければならない。
それができるのは、マネジメントだけである。
しかし、ドラッカーは、上級マネジメントの意思決定は、
少数の大事な問題に集中せよという。
”些事に目を奪われ、大事を誤る”
「重要なことは、意思決定が成果をもたらすことである。
意思決定に時間を使うことではない。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第6章 意思決定が成果をあげるための方法)
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