■マネジメントの範疇の見直し■~法的ではなく実体的に規定される。~

おはようございます。

今日も快晴、寒い川崎の朝です。

今年も後5日、やり残しのないよう
少しずつ手を付けましょうか。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

マネジメントのパラダイム、
その前提についての誤り。

▲事業経営上の前提
 マネジメントの範囲は法的に規定される。

ドラッカーは、
ノンカスタマーの存在と、
その理由を知らなければならない、
とした。

続いて、マネジメントの範囲について、
指摘する。

かって、マネジメントとは
指揮命令であるとの前提にたっていた。

そのベースは調達側企業と
サプライヤーの関係、系列にある。

購入側と、販売側の関係で、
その関係は対等ではなく、
サプライヤーが企業に
従属することによって成り立っており、
結果として、企業のマネジメントが
サプライヤーに及ぶこととなる。

しかし、知識や技術は、
企業規模に関わりなく進歩する。

そして、企業が必要とする技術を持っているのは、
サプライヤー側である。

彼らこそが主役である。

ここで、系列の力関係に基づく
指揮命令の通用しない関係が
重要となってきている。

これは、マネジメントの範囲が、
法的にではなく実体的に
規定されるということを示している。

ドラッカーは、マネジメントは、
経済連鎖におけるあらゆるプロセスを対象とし、
その成果と仕事ぶりに焦点を
合わせなければならないとする。


「今日必要とされているものは、

 マネジメントの範疇の見直しである。

 あらゆるプロセスを対象としなければならない。

 企業において、

 それは経済的プロセスの全体でなければならない。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(附章 マネジメントのパラダイムが変わった)






























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