■沈滞に抵抗する組織■~イノベーションの時代が来る。~

おはようございます。

今朝も快晴、ピリッとした
初冬の空気が肌を引き締めます。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

ドラッカーは、
イノベーションを行うには、
組織全体に継続学習の風土が
不可欠であるとした。

そして、イノベーションのための仕事は、
独立した部門に任せなければならない、
と続けるする。

イノベーションを行う組織に関する指摘である。

イノベーションは、一つの機能としてではなく、
事業として組織する必要がある。

新しい事業として取り組むことを決定したら、
ただちにプロジェクトマネジャーを任命し、
研究、開発、製造、マーケティングという
職能別技能を始めから利用できる権限を
マネジャーに与える必要がある。

既存事業は、バリューチェーンの
プロセスどおりに仕事を組織するが、
イノペーション事業は、
研究の前にマーケティングを行ってよいし、
製品テストの段階で資金計画を作成してもよい。

現状の体制や仕組みは、変化ではなく、
その継続を望み、イノベーションを拒否する。

従って、イノベーションチームは、
その拒否反応を乗り越えるためにも、
既存事業の外に独立して組織を作らなければならない。

来るべき時代はイノベーションの時代であるので、
ドラッカーは、この変化に適応できる
組織をつくることが、マネジメントにとって
最大の課題であるとする。



「変化ではなく沈滞に対して

 抵抗する組織をつくることこそ、

 マネジメントにとって最大の課題である。

 それは可能である。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第9章 マネジメントの戦略 44 イノベーション)


























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