■プロダクション・シェアリング■～世界最大の無用の長物

おはようございます。

朝からまぶしい陽射しの川崎の朝です。
今日も猛暑予想、水分を十分補給し
熱中症にお気を付け下さい。

良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬


ドラッカーは、
開発途上国では、
先進国のマーケットに
何かを輸出する仕事ができたときに
初めて働き口が期待できる、
とした。

そして、これから先１５年の
経済の中心的な問題は、
プロダクション・シェアリングと
呼んでいる場面で、
労働者に対する
私たちの要求と雇用に対する
労働者の要求とを
うまくまとめ上げることになるだろう、
と続ける。


プロダクション・シェアリングを,
手のひらに乗る半導体のチップを例に
説明しよう。


半導体は世界の二か所、
ダラスとサンフランシスコで製造されており、
このチップのおよそ70パーセントが輸出されている。


「次に、鉄製のケースは通常、

　インドから供給されます。

　なぜなら、ロシアがインドに

　世界最大の無用の長物を建設したからです。」


～Ｐ．Ｆ．ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
（１９７０年代"環境にまつわる政治学・経済学"）