■『ポスト』発行人と会う■~150ドルという大金~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝、

昨日は時折雨の一日でしたが、

今日は雨の心配はなさそうです。


しかし、今週は雨が続きそうですね。

5月も中旬、やがて梅雨の声も

聞こえてきます。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

『ポスト』の国際面編集者の

バーネット・ノーバーを

アポイントも取らずに訊ね

2時間で契約をもらい、

前金をもらった、

とした。



そしてノーバーは、

ドラッカーの履歴や経験を気に入り、

『ポスト』の発行人

ユージン・マイヤーのところへ

連れて行った。



そのマイヤーも

ドラッカーを気に入り、

原稿を見ないで掲載を

約束することはできないが、

独占的な掲載権は欲しいので、

原稿料の前金として、

二本分を支払いたいが

どうだろうかと言った。





「それで決まりだった。


 もちろん彼としても、


 大きな賭けはできなかった。


 しかし150ドルといえば大金であり、


 ヨーロッパ滞在中の費用の


 ほとんどを賄うことができた。」






(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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