■黒人の地位向上■~南軍兵子の孫であること~
おはようございます。
明るい陽が差し始めた高知の朝です。
昨日はきつい日差しで
30度を超えたようですが、
今日も暑くなりそうです。
いきなりの夏日で、
水分補給に気を付けてください。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
単純な部族主義は、
不況時のアメリカ人の生活に
しっかり根付いたかに見えていたが、
一晩で忘れられる代物だった、
とした。
そして今では、
ユダヤ人の青年が
イタリア人の女の子と同棲しても、
誰も気にしないし、
アイルランド系の会計士が
プロテスタント系の
会社の社長になっても、
おかしいとは思わない、
と続ける。
ドラッカーは、
他方、この不況時代に見られた
黒人の位置付け、身分、地位の向上は、
北部の白人リベラルの力によって
得られたものではなかった、
とする。
「ハリー・トルーマンや
リンドン・ジョンソンなど、
南軍兵の子孫であることに誇りを持つ
南部白人の手によってもたらされた。
黒人の地位向上が始まったのが、
不況時代、つまりニューディール時代だった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
コメント