■違いが強調され境界になる■~ルーズベルトの偉業~
おはようございます。
まだ雲が残ってますが、
段々と明るくなってきた高知の朝です。
今日は晴れ間が多いようですね。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アメリカではコミュニティが健全で、
社会としての不況は天災だった、
とした。
そして、これこそ
フランクリン・D・ルーズベルトの
偉業であり、
このことを考えるならば、
経済政策の失態も問題ではないと言えた、
と続ける。
しかしコミュニティが大きな、
役割を果たすようになったということは、
部族的なもの、郷党的なもの、
地域的なものが強化されることを意味し、
宗教、人種、文化の違いが強調され、
互いの境界になるということだった。
「したがって、不況下のアメリカは、
大恐慌前の1920年代のアメリカよりも、
反ユダヤ的となり、
反カトリック的となった。
同時に親ユダヤ的となり、
親カトリック的となった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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