■まったく狂気の沙汰■~あれは部族主義~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。

今日は所々で雨、

気温も左程上がらないようですね。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

アメリカで最も差別されていたのは

カトリックだった、

とした。



ドラッカーは、

在アメリカ特派員を務めている

イギリスの新聞の一つ

『フィナンシャル・ニュース』

の発行人ブレンダン・ブラッケンに

まったく狂気の沙汰です、

と言った。



彼は、アメリカの政治、経済、文化における

宗教と民族のかかわりについての

原稿を求めていたが、

共に働いた新聞発行人としては、

最高の感性を持つ人で、

チャーチルの相談相手であって、

事実、第二次大戦勃発後は

情報相として最高の働きをした。



ブラッケンはドラッカーに言った。




「いや、もっと悪い。


 狂気の沙汰ならば治しようもある。


 しかしあれは部族主義だ。


 結局は、社会そのものを麻痺させる」






(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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