■人に冷たく助けず、受け入れない■~不況時に特有のもの~

 おはようございます。


まだ雲が若干残ってますが、

段々と明るくなってきています。


今日は晴れ間もありそうですね。


良い週末をお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

当時のアメリカでは、

初めて会った人間を自分の目で見て、

そのまま受け入れようという姿勢が

至るところで見られた、

とした。



そして、たしかに、

不況時のアメリカは

形式張らなくなっており、

人に賭けてみようとする姿勢は、

あの不況時に特有のものだった、

と続ける。



その後ワシントンでよく会うようになった

ユージン・マイヤー、

プリンストン大学の学長を長く務めた

クリスチャン・ガウス、

『ハーパーズ』のフレッド・アレンなどが

ドラッカーの疑問に答えたところでは、

1920年代のアメリカは、

形式張らない文化ではあったが、

ヨーロッパと比べてさえ、

人に冷たく、人を助けず、

人を受け入れようとしなかったそうだった。




「人を助けようという


 気持ちの高まりは、


 他ならぬ不況の


 おかげだったのである。」





(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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