■大恐慌が階級意識をもたらす■~北部人と南部人の亀裂~
おはようございます。
東の空が明るくなり始めた高知の朝です。
朝晩は時折肌寒く、
日中は夏の暑さ、
寒暖差が大きい時期です。
健康管理に気を付けてください。
木曜日、午後は須崎入りです。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
不況下のアメリカは、
大恐慌前の1920年代のアメリカよりも、
反ユダヤ的で反カトリック的となり、
同時に親ユダヤ的で親カトリック的となった、
とした。
そして、ユダヤ人の内部では
ドイツ系とロシア系、
カトリックの内部では
アイルランド系とイタリア系とドイツ系、
アメリカ全体では
北部人と南部人の亀裂が拡がった、
と続ける。
ドラッカーは、
もしマルクス主義に
アメリカで成功するチャンスがあったとしても、
それは大恐慌によって消滅させられた、
とする。
「マルクス主義によれば、
大恐慌がアメリカ人に階級意識をもたらし、
プロレタリアを生み、
革命的な状況をもたらすはずだった。
実際には逆の結果がもたらされた。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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