■純粋のプロレタリア■~労使間の憎悪と敵意~
おはようございます。
雲が多く薄暗い高知の朝です。
今日はこの調子で、
寒空の一日になりそうです。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
マルクス主義によれば、
大恐慌がアメリカに、
プロレタリアを生み、
革命的な状況を
もたらすはずだったが、
実際には逆の結果が
もたらされたとした。
そして、大恐慌の前までは、
純粋のプロレタリアと
革命分子が大勢おり、
その後の不況時にも、
階級意識、憎悪、敵意はあった、
と続ける。
ドラッカーが初めて
デトロイトを訪れたときには、
座り込みストライキの最中であり、
労使間の憎悪と敵意は
吐き気を催させるほどのものだった、
とする。
「ピッツバーグで製鋼工場を見学しようとしたが、
新聞記者を構内に入れたことがわかったら
何が起こるかわからないと、
USスチールの広報から断られる始末だった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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