■コミュニティと所属の重視■~一晩で忘れられる代物~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝、

さっきまで雨が降っていたようで、

道路が濡れています。


日中は段々晴れて気温も上昇、

真夏の暑さになりそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬





ドラッカーは、

不況時のアメリカは、

1920年代よりも部族的だったが、

それが差別的な冷遇か好遇かは

状況次第だったとした。



そして、この部族主義は

不況時代にピークに達したが、

それはコミュニティと所属が

重視されたためだった、

と続ける。



ドラッカーは、

もちろんそれは悪習であり、

重大な害をもたらすおそれがあったが、

それはあくまでも

単純な部族主義であり、

不況時にアメリカ人の生活に

しっかり根付いたかに見えて、

一晩で忘れられる代物だった、

とする。




「戦後間もなくの頃、


 コロラド州のロッキー山脈国立公園で、


 私たち家族がよくハイキングで一緒になった


 オクラホマ出身の高校教師は、


 「カトリック野郎」とか


 「ローマの売春婦め」と罵っていたが、


 やがて彼の魅力的な娘二人は


 二人ともカトリックと結婚した。」






(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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