■身の引き締まる時代■~嫉妬や羨望には無縁の社会~
おはようございます。
まぶしい陽が差し始めた高知の朝です。
今日は憲法記念日、
GW後半に突入です。
人手が戻ってますね、
しかも県境をまたがった移動が。
観光、交通関連事業は久しぶりに
ほっとしてるでしょう。
宴の後に禍根を残さないように、
気を付けて楽しみましょう。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ニューヨークにやってきた
ヨーロッパ人の常として、
近郊の自然の美しさには
心底驚かされていた、
とした。
そして、指摘しておきたい
最も重要なことが、
あの移民局の係官に象徴された、
不況期のアメリカに特有だった
人の好さと行動力だった、
と続ける。
たしかに当時の不況は、
多くの者にとって
再起することのできない破局で、
親は失業によって打ちのめされ、
子は生涯消えることのない傷を
負っていた。
しかし、ドラッカー世代の
比較的若い者にとっては、
むしろ身の引き締まる時代だった、
とする。
「懸命に働く必要はあった。
安定だけを求める者にとっては辛かった。
しかしそれは、
嫉妬や羨望には無縁の社会だった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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