■80:20の法則■~当然視せず疑うこと~
おはようございます。
未明の高知、
星が見えない暗い空から冷気降ってきます。
昨日は結局晴れ間がなく、
肌寒い一日でしたが、
今日はどうなんでしょうか。
いよいよ師走、
気ぜわしい時期となりました。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
病院は緊急案件に対応するために
組織があるわけなので、
緊急事態との相性が良いが、
患者の八割である命の危険とは
無縁な患者への対処は、
目を覆うばかりだとした。
クレイムズは、
病院をめぐるドラッカーの
「80%の法則」からは、
事業を新たな視点から
眺める必要性が伝わってくる、
と続ける。
企業の売り上げの80%は
全顧客の20%からもたらされる、
という80:20の法則は、
以前からよく知られる自明の理だが、
ドラッカーは、
この法則をべつの角度からとらえた。
「企業はごく一部の顧客に仕えるためにある
という事実に光をあて、
企業の土台をなす仮説や
戦略について再考するよう、
わたしたちに迫ったのである。
そのためのカギは、
何に関しても当然視せず
疑ってみることだろう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第3章 組織のほころび)
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