■そもそもの存在理由■~具体的な使命を掲げる~
おはようございます。
快晴の高知の朝です。
昨日は須崎本社で、
農業用ハウスでの対策万全忘年会。
若い人たちとワイワイと楽しいひと時でした。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
どのようなときも、
物事の本質だけに
注意を払う必要があり、
気を散らすと、
どれほど素晴らしい志を持ったマネジャーでも、
脇道にそれてしまいかねないのだ、
とした。
そして、
具体的な使命を掲げるのが
マネジャーの仕事だ、
とドラッカーは説く。
さらに、一般の働き手は、
具体的な使命が示されないかぎり、
組織の目標達成に向けて
自分はどう貢献すべきなのか、
わからないのだ、
と続ける。
ドラッカーはランチの席でも
病院の事例を引き合いに出しながら、
ほかの重要テーマについての
説明を補ってくれたとする。
「たとえば、使命をはっきりさせれば、
「出来の悪い」組織ですら、
特定の分野で優れた成果をあげられる。
ふだんは手際の悪い病院も、
緊急時には目覚ましい仕事ぶりを見せる。
この緊急対応こそ、
病院が情熱を傾ける分野であり、
そもそもの存在理由なのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第3章 組織のほころび)
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