■受信箱によるマネジメント■~内向き仕事の極み~

 おはようございます。


冷え込んだ高知の朝です。


夜明け時には零下で、

昨日の残雪が固まってます。


日中は15度位に上がりそうで、

一挙に溶け出しそうです。


後のぬかるみが大変そうですね。


日曜日、良い週末をお過ごしください。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーが自ら、

「何をなすべきかを書いた本」

と呼んだ『創造する経営者』

(1964年刊行)の中で、

顧客視点をめぐるテーマを

掘り下げている。



ドラッカーはまた、

マネジャー達はみな、

次々と押し寄せる書類を

さばくことに明け暮れ、

消耗していく

とも論じている。



クレイムズは、

今日風に言い換えれば、

次々と送られてくる電子メールを

開封して処理するだけで、

一日が終わってしまうわけだが、

これこそ内向き仕事の極みである、

とする。









「このような受身のマネジメント


 言ってみれば


 「受信箱によるマネジメント」だろうか


 ――では成果などあがるはずがない。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第4章顧客の視点に立つ)

コメント

このブログの人気の投稿

■距離を消滅させたeコマース(1)■~産業革命における鉄道~

■イノベーションの三つの心得(3)■~世の中を大きく変えるもの~

■なぜ企業家精神が必要とされるのか(2)■~継続していく企業家社会~