■主たる顧客層ニーズに応える■~事業環境の揺らぎ~

 おはようございます。


松葉川温泉、

山間の静かな夜明けです。

トロっとしたお湯とさらっとした露天、

どちらも良い湯でした。

晩飯の鮎は、養殖ですがしっかり子持ちでした。


日曜日、良い休日をお過ごしください。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

病院は重い病気や

ケガに苦しむ人々にとって、

最後のよりどころなのだから、

たいていの組織とは違い、

20%の顧客のために仕事を組み立て、

組織づくりをしなくてはいけない、

とした。



もっとも、病院はあくまで特殊な事例であり、

大多数の組織は、

病院ほど大きな制約に

縛られているわけではない、

と続ける。



多くの組織の経営幹部は、

主な顧客層のニーズに

手厚く応えられるように、

組織作りをすべきだろうが、

技術やライバル企業の動向、

あるいは顧客の年齢層や性別など、

事業環境が大きく揺らぎそうな場合は例外である、

とする。







「ニュートリシステムの事例からもわかるとおり、


 これまで縁の薄かった顧客を多数取り込めば、


 大きなチャンスにつながり、


 もしかしたら宝の山をつかむのも


 夢ではないかもしれない。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第3章 組織のほころび)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~