■「科学的管理法の父」テイラー■~「時間研究」への取組み~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝、
暖かです。
道路を少し湿らせた雨も
日中は心配ないようですね。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
フォレットを「マネジメントの予言者」
と呼んだが、
クレイムズは、
20世紀初期のマネジメント分野において、
最も大きな影響力を持ったのは、
「科学的管理法の父」テイラーである、
とした。
そしてそのテイラーは
「時間研究」に取り組み、
これはのちに時間・動作研究とも
呼ばれるようになったが、
働き手の作業内容を調べ、
一つひとつの動作の所要期間を
実に細かく測定したのだ、
と続ける。
ティラーは、
どのような作業についても
「最善の方法」を
見つけ出すことができると豪語し、
手はじめにシャベルで砂をすくう作業を
調査の対象とした。
「シャベルの大きさや形状はそれまで、
体系的な検討を経ずに、
何となく決められていた。
テイラーは、
一回の作業ですくう量は21.5ポンドが
最適だと見極めをつけ、
ちょうどこの量をすくえるようにシャベルを設計し、
作業の効率を高めた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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