■「愚かな雄牛」と見なす■~一対一の対応~

おはようございます。


薄曇りの高知の朝、

段々晴れてきそうです。


今日は一年半ぶりに上京しようと思います。


娘の三人目の孫と初対面、

泣くんだろうな。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

第二次大戦前には、

マネジャーが働き手に、

仕事の中身や

より良い作業法について

尋ねることはなかった、

とする。



そして、

フレデリック・テイラーは、

マネジャーと最前線の働き手を共に、

「愚かな雄牛」と見なしていた、

と続ける。



一方エルトン・メイヨーは

マネジャーには敬意を払ったが、

一般の働き手については

「未熟」で「適応力に欠ける」と考え、

働き手には、

心理学の専門家による指導が欠かせない、

という見解を持っていた、

とする。



クレイムズは、

ドラッカーも指摘しているように、

第二次大戦を境に事情は一変した、

とする。







「職長、技師、心理学の専門家など、


 働き手に指示を与える立場の人々が


 徴兵されて不在だったため、


 ドラッカーやその同僚たちは、


 働き手に一対一で対応するほかなかった。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~