■チャンス創造よりもニーズ対応■~価値や尊厳を軽んじる~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。


午後には雨、

明日にかけて降り続けそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬





クレイムズは、

マネジメントの入門書はたいてい、

テイラーの科学的管理法や

ファヨールの14の管理原則について、

数ページを割いて説くなど、

ドラッカーよりも

はるかに大きく扱っている、

とした。



ちなみに、

以上のような

マネジメント・モデルについて

ドラッカーは、

1950年代末に、

マネジメントを大義ではなく

結果と見なし、

チャンスの創造よりも

ニーズへの対応を重んじていた、

と述べている、

と続ける。



そしてそしてクレイムズは、

テイラーは大きな功績を残しはしたが、

後にいくつかの点で

批判を浴びたとする。






「とりわけ、


 ひとりひとりの働き手の


 価値や尊厳を軽んじた、


 という批判が強かった。」




(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

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