■仕事の人間的な側面■~フォレットの思想~
おはようございます。
今日3月11日で東日本大震災から12年。
自宅に戻れない方々、
移住を余儀なくされた方々、
行方不明の方々等まだまだ
課題は残されている。
忘れ去られることのないよう
この事実を心に刻みつけておく必要がある。
この日あらためて、犠牲者の方々のご冥福を
お祈りいたします。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
本を著すときと同じように、
自らの哲学や思想の
土台を作った先達たちについて、
簡単に触れていた。
そしてなかでも、
仕事の人間的な側面に光をあてた
パイオニアたちの名前を次々に出し、
しきりに称賛した、
と続ける。
メアリー・パーカー・フォレット
(1868-1933年)
という人がいたが、
彼は完全に歴史に
埋もれてしまっているが、
ただ忘れ去られたのではなく、
歴史のかなたに葬られたのだとする。
「1930年代には、
世の中の関心が対立や紛争に集まっており、
対立の解消を重んじるフォレットの思想は、
当時の人々にとっては
受け入れがたいものだったのですね。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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