■チャプリンの『モダン・タイムス』■~動機や大志もすべて否定~
おはようございます。
快晴の高知の朝です。
雲の上の温泉でゆっくりしました。
いい湯でした。
今日はこのまま天狗高原まで登って、
星ふるヴィレッジTENGUで一泊。
改装後初めて、
天気も良さそうなので、
満点の星が浮かんでるんでしょうね。
月曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
テイラーの『技能にはさしたる意味はない』
などという発想は、
当然ながら、
ひどく忌み嫌われたとした。
そして、テイラーに対しては
学界の外からも批判があった、
と続ける。
ドラッカーも書いているように、
喜劇王チャーリー・チャプリンは
無声映画『モダン・タイムス』で、
組み立てラインの問題点を
面白おかしく取り上げている。
またイェール大学の
ファーナム講座教授である
デービッド・モンゴメリー(歴史学)は、
次のとおり述べている。
「テイラーはペテン師ではなかったが、
氏の思想に従うと、
働き手は問答無用で
会社や上司に従わなくてはいけない、
ということになる。
・・・・・・テイラーが掲げる
進歩へのビジョンにそぐわない動機や大志も、
すべて否定しなくてはならない」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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