■働き手から満足感を奪う■~人間味ある職場づくり~
ドラッカー
おはようございます。
天狗高原の朝、生憎辺りは雲に囲まれ景色無しです。
まもなくWBCメキシコ戦、
楽しみですね。
火曜日、良い休日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
イェール大学の
デービッド・モンゴメリーは、
テイラーの思想に従うと、
働き手は問答無用で
会社や上司に従わなくてはいけない、
ということになる、
とした。
そして、このような理由により
ドラッカーも、
組み立てラインを
重視する姿勢については、
独創的な発想や働き手の士気など、
自身が大切にするもの全ての敵だと
見なしているのだろう、
と続ける。
ドラッカーは物事のルールを変え、
言葉遣いも改めたが、
『企業とは何か』において、
人間味ある職場づくりの必要性を強く訴え、
型にはまった仕事の仕方についても、
やはり次のとおり強い調子で批判した。
「組み立てラインでの仕事のやりかたは、
働き手から満足感を奪うというのだ。
組み立てラインで最も効率よく仕事をする人材は、
同僚たちのなかでも誰よりも「機械のよう」で
「人間らしさに欠ける」という。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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