■アメリカ社会の持ち味■~親しみに満ちた社会~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝、
肌寒いです。
日中は、にわか雨の
可能性もあるとのこと。
今日は中央公園で、
土佐の「おきゃく」
暖かくしていってきます。
土曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
産業化社会においては、
人々は仕事を通してしか
尊厳や達成感を得られないのだ、
とした。
そしてクレイムズは、
「平等」について、
ドラッカーは
ヨーロッパには見られない、
アメリカ特有の事象であり、
海外からの来訪者はみな、
アメリカ社会のこの持ち味に
感銘を受けてきた、
とも書いている、
とする。
さらにドラッカーは、
みんなが平等であるからこそ、
親しみに満ちた社会が生まれ、
頂点にいる人々への
畏れや妬みがないのだ、
と述べている。
「由来がどうあれ、
平等はアメリカの暮らしの
ここかしこに根づいている。
政府の高官と接する機会がある、
あるいは、企業のトップが一般の従業員と
同じエレベーターを使うなど、
日常のさりげないところにまで
平等が行きわたっており、
あたりに威張りちらす人や
他国を威嚇するような国に、
強い憤りが向けられるのも、
大きな特徴である。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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