■MBO 自己目標管理とは?■~最善を尽くす願望を起こさせる。~

おはようございます。

日差しがまぶしい川崎の朝です。
この陽射し、日中も厳しくなり、
真夏日になる予想。

水分補給にご注意を。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
明確な目標を設定することは、
一人ひとりの責任であるとした。

日本において”目標管理”とは、
上司による部下への
一方的な管理手法として
捉えられることが多い。

しかし、語源は
”MBO:Management By Objectives And Self Control”
であり、正しくは”自己目標管理”だ。

ドラッカーは、目標管理の最大の利点は、
自らの仕事をマネジメントできるように
なることだとする。

では、自らの仕事をマネジメントするためには
なにが必要なのか。

一つは自らの目標を知っていること、
二つ目は、自らが行った仕事が、
目標に見合った成果を
上げているかどうかを
評価できること。

さらに仕事に必要な情報を
仕事に間に合うように、
早く入手することが不可欠である。

そのためには、上司は、
情報を必要とする部下に
直接、速やかにその情報を
伝える必要がある。

ドラッカーは、情報は、
自己管理のための道具であって、
上司が部下を管理するための
道具ではないとする。



 「自己管理は強い動機づけをもたらす。

  適当にこなすのではなく、

  最善を尽くす願望を起こさせる。

  したがって目標管理は、

  たとえマネジメント全体の方向づけを図り

  活動の統一性を実現するうえでは必要ないとしても、

  自己管理を可能とするうえで必要とされる。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第5章 マネジャー  24 自己管理による目標管理)






















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