■階層による関心の違い■~共通の言語と理解が前提となる。~

おはようございます。

どんよりした空気の漂う
川崎の朝です。

東京地方、小雨が降り始めました。
今日は降ったりやんだりの一日です。

傘は必携です。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



組織のなかで働く人々が
果たすべき貢献が、
共通の目標に向けられない
四つの要因。

3点目
◆階層の分離

階層によって仕事と関心に
違いがあることも、
働く人々を誤った方向に導く
危険性を大きくする。

階層とは、組織に存在する現場部門、
部門全体の財無責任管理部門層、
会社全体のコンプライアンス担当部門等の
段階的な構造を指す。

この階層のどの立場にあるかによって、
仕事や関心に違いがあることは
当然のことであり、
そうでなければそれぞれが
自らの仕事を遂行することは
不可能である。

そして、この相違は、一人ひとりの
善意や思いや積極性では
解決できるものではない。

また、コミュニケーションを
改善することで解決しようとしても、
コミュニケーションは共通の言語と
共通の理解がなければ成立しない。

この共通の言語と共通の理解という
前提が欠けていることが
働く人々を誤った方向に導く
大きな原因となるのだ。




「階層ごとにものの見方があって当然である。

 さもなければ、仕事は行われない。

 とはいえ、階層ごとにものの見方が

 あまりに違うため、

 同じことを話していても気づかないことや、

 逆に反対のことを話していながら

 同じことを話していると錯覚することが

 あまりに多い。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第5章 マネジャー  24 自己管理による目標管理)






















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