■コミュニケーション・ギャップの解消■~スタートは耳を傾けること~

おはようございます。

台風が梅雨前線を刺激しながら
奥の被害を出しながら
速足で駆け抜けましたが、
西日本ではまだまだ警戒が必要です。
お気を付け下さい


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
上から下へのコミュニケーションは
成立しないとした。

そして、上司は部下に
理解させたいことからではなく、
部下が知りたがっていること、
興味を持っていることに、
耳を傾けなければならないと指摘する。

耳を傾けることが、
コミュニケーションの前提なのだ。

しかし、下からの話に
耳を傾けるだけでは
効果的なコミュニケーションは
実現しないとする。

なぜか。

耳を傾けることは、
上司が部下の言うことを理解して
初めて有効となるが、
そのためには、
部下が上司に理解をさせるための
コミュニケーションの能力があることが
前提となる。

しかしこの両者の間には、
経験や能力や知識や価値など
知覚にギャップが存在する。
このギャップがコミュニケーションを
困難にする。

このコミュニケーション・ギャップが大切だが、
上司は上手に伝えようと
多くの情報を流して、
かえってこのギャップの
拡大につなげていると指摘する。


「情報が多くなるほど、

 効果的かつ機能的な

 コミュニケーションが必要になる。

 情報が多くなるほど、

 コミュニケーション・ギャップは

 縮小するどころか、

 かえって拡大する。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第6章 マネジメントの技能  28 コミュニケーション)

























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