■マネジメント・サイエンスとは■~いかにそれを使いこなすか~

おはようございます。

梅雨明けの川崎の朝、
まぶしい陽が射します。

猛暑の一日、
熱中症にお気を付け下さい。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



これまで、マネジメントに必要な技能である
意思決定、コミュニケーション、
管理手段について触れてきた。

第6章最後のテーマは、
マネジメント・サイエンス、
経営科学。

企業の意思決定をより合理的にするための、
数学的・統計学的手法や情報理論、
シミュレーション法やシステム分析などを
包含するものだが、
ドラッカーは、この経営科学は
組織マネジメントにとって、
強力な潜在力を持つ道具であるとする。

しかしマネジャーは、
自ら経営科学者である必要はなく、
いかにそれを使いこなすかが重要だとする。

医者は薬学者や血液学者、
細菌学者である必要はなく、
医者として、医療の責務を果たせばよい。

しかし、医者は、薬学や血液学、
細菌学が医療にとって
どのような効果が期待できるのか、
そしてそれらを医療のために
いかに使いこなすかは
知らなければならない。

ドラッカーは、
マネジメントと
経営科学の関係を、
この医者と医科学の関係
と同様に捉える。



「経営科学(マネジメント・サイエンス)は

 大きな貢献を果たしうる道具である。

 しかしマネジャーは、

 自ら経営科学者である必要はない。

 医者が血液化学者や

 細菌学者である必要がないのと

 同じである。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(6章 マネジメントの技能  30 経営科学)






























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