■リスクの最小化は誤り■~進歩とは、リスクを負う能力の増大~
おはようございます。
曇り空、涼しい川崎の朝です。
時と場合によって雨があるかも。
金曜日です、お気を付け下さい。
----------------------
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、
経営科学のもう一つの鍵は、
リスクにあるとする。
まず、”リスクをなくそう”とか
”最小にしよう”などの試みは
誤りであるとする。
そこには、リスクは
”非合理的で避けるべきもの”
とする考えがあるからだ。
この考えからは、
リスクを取らない、
リスクのない道を探す
といったことしか
導き出されない。
そこにあるのは、
”無為のリスク”、
”硬直化のリスク”
という最大のリスクである。
なにもできなくなる。
必要なことは、正しい種類のリスクを
冒せるようにすることで、
どんなリスクがあり、
リスクを冒したとき
何が起こるかを明らかにすることである。
また、よく言われる”リスクの最小化”
という言葉には、リスクを冒したり、
リスクを作り出すこと、
つまり企業という存在そのものに対する
非難の響きがある。
これは、経済活動を、
責任を伴う自由裁量の世界として見ておらず、
間違っているというより、
最悪というべきであるとする。
「企業活動からリスクをなくそうとしても無駄である。
現在の資源を未来の期待に投入することには、
必然的にリスクが伴う。
まさに経済的な進歩とは、
リスクを負う能力の増大であると定義できる。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(6章 マネジメントの技能 30 経営科学)
曇り空、涼しい川崎の朝です。
時と場合によって雨があるかも。
金曜日です、お気を付け下さい。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、
経営科学のもう一つの鍵は、
リスクにあるとする。
まず、”リスクをなくそう”とか
”最小にしよう”などの試みは
誤りであるとする。
そこには、リスクは
”非合理的で避けるべきもの”
とする考えがあるからだ。
この考えからは、
リスクを取らない、
リスクのない道を探す
といったことしか
導き出されない。
そこにあるのは、
”無為のリスク”、
”硬直化のリスク”
という最大のリスクである。
なにもできなくなる。
必要なことは、正しい種類のリスクを
冒せるようにすることで、
どんなリスクがあり、
リスクを冒したとき
何が起こるかを明らかにすることである。
また、よく言われる”リスクの最小化”
という言葉には、リスクを冒したり、
リスクを作り出すこと、
つまり企業という存在そのものに対する
非難の響きがある。
これは、経済活動を、
責任を伴う自由裁量の世界として見ておらず、
間違っているというより、
最悪というべきであるとする。
「企業活動からリスクをなくそうとしても無駄である。
現在の資源を未来の期待に投入することには、
必然的にリスクが伴う。
まさに経済的な進歩とは、
リスクを負う能力の増大であると定義できる。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(6章 マネジメントの技能 30 経営科学)
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