■完全なコミュニケーション■~知覚であって情報ではない~

おはようございます。

朝陽がまぶしい川崎の朝です。

都議選は予想通り都民フ圧勝、自民惨敗の結果。
池上さんは、小池一強状態を「小池ファースト」とした。
言い得て妙、さすが池上彰。

月曜日、今週もよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ミュニケーションの持つ4つの原則。

その4
◆コミュニケーションは情報ではない。

ドラッカーは、
コミュニケーションと情報は別物であるが
依存関係はあるとする。
どいう意味なのか。

情報というものを
どうとらえればいいのか。

まず、情報は論理の対象であり、
形式を持った記号であるので、
それ自体に意味を持たない。

情報には人間的な要素はない。

むしろ情報には、
感情、価値、期待、知覚といった、
人間としての思いが含まれないことが
情報の有効性、信頼性を
高めることとなる。

しかし、記号であるということで、
受け手が記号の意味やルールを
知らなければ、
情報を受け取ることができないので、
あらかじめ記号の意味について、
発信者と受信者が共通の認識を
持っておく必要がある。

情報が記号としての役目を果たすためには、
コミュニケーションを必要とするが、
コミュニケーションは、
必ずしも情報を必要としない。

あらかじめ、どのような情報もない上での
経験の共有は、
完全なコミュニケーションを
もたらす。

コミュニケーションにとって
重要なものは、
知覚であって
情報ではないのである。


「情報とは記号である。

 情報の受け手が

 記号の意味を知らされなければ、

 情報は使われるどころか

 受け取られることもない。

 情報の送り手と受け手の間に、

  あらかじめなんらかの了解、

 コミュニケーションが

 存在しなければならない。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第6章 マネジメントの技能  28 コミュニケーション)

























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