■背負っている責任への自覚■~組織の「事業の代理人」~
おはようございます。
今朝も快晴、すでにまぶしい陽が射しています。
日中も晴れ、夏の暑さの予報、
季節外れの熱中症にご注意を。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
有能な人は自分の得意・不得意を
知り抜いているがために、
変化が生じた際には柔軟に
対応することができる、
とした。
ではなぜ有能なリーダーは、
「自分がすべきではない」と
判断することができるのだろうか?
それは彼が、自ら属し率いる組織に対し、
責任を負っていることを知っており、
企業であれ、非営利組織であれ、
政府機関であれ、その組織にとって
何をすべきことが有益か、
と絶えず問い続けているからだ。
ドラッカーは、
そのような習慣を持つリーダーは、
株主や企業オーナーの代理人ではなく、
その組織の「事業の代理人」として、
つねに事業にとって何が有益かを問うているのだ、
とする。
「こうした思考習慣を持つ人間は、
自らが不得手な物事に携わることが
いかに事業に取って無益か
--ことによっては有害であるか--
を適切に判断することができるのです。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」
(第5章 経営とは?リーダーとは?)
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