■道具としての経営科学■～一握りの天才だけでなく、、～

おはようございます。

淡い光が差し込む川崎の朝です。

昨日は肌寒い一日でしたが、

今日は20度を超えそうです。

上着の調整に気を使いますね。

今日も一日よろしくお願いします。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬

ドラッカーは、組織の増加と多様化が進む中、

個人の才能だけでは経営は困難になり、

”道具”としての経営科学が登場した、

とした。

そして、その経営科学を医学に例える。

１００年前の医者が感染症を克服した時、

それは奇跡と讃えられたことだろう。

しかし、長年の医学研究の成果により、

一握りの天才だけでなく、

多くの医者がごく普通の治療成果を挙げられる

時代になった。

経営も同じで、経営科学者が探求結果の

成果として生みだした経営手法が、

限られた傑出した才能の持ち主にだけ可能だった経営を、

普通の経営者が遂行可能な業務へと転換し、

経営成果を生み出すことを可能にした。

「逆に言えば、現代の経営において、

　経営者は経営科学者を

　道具として使いこなす必要があるのです。」

～Ｐ．Ｆ．ドラッカー「ドラッカーの遺言」

（第５章　経営とは？リーダーとは？）