■普通の人間に良い仕事を■~スーパー経営者の育成ではない~
おはようございます。
晴天の川崎の朝です。
この週末の東京地方は、晴天の様ですね。
良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、経営者は経営科学者を
有効なツールとして使いこなす必要がある、
とした。
ただしそれは、経営科学が”スーパー経営者”
を育成する役割を担っていると考えるのは誤りだする。
医学研究は天才外科医ブラック・ジャック
を創り出そうとするものではなく、
多くの人間を死なせずにすむ、
医者としての役割をまっとうできる人材を
教育するためになされている。
経営科学の務めも同様に、
ジョブズやベゾスというスーパー経営者を
育成するのではなく、
社会に存在する普通の問題や不満を解決できる
普通の経営者を作り出すことを目指すものである。
「結果が伴っているかどうかはともかく、
私自身が目的としてきた経営科学の発展も、
普通の人間が良い仕事をできるようにすることを
目指してきました。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」
(第5章 経営とは?リーダーとは?)
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