■再度動かす■~組織全体に対しての不公正~
おはようございます。
朝から暑い日差しの川崎、
今日も酷暑の予報、お気を付け下さい。
今日は祝日、海の日。
田中朗さんの巴里の小唄を美味しいワインと共に楽しんできます。
良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
人事についての決定は、
経営者がどの程度有能かを明らかにする、
とした。
そして、
成果をあげられない者は
容赦なく異動させなければならない、
と続ける。
もし上司がそれをできなければ、
ほかの者を腐らせることとなり、
組織全体に対して不公正となる。
そのような上司の無能によって
成果と認知の機会を奪われる部下に対して
不公正であると共に、
本人にとって意味なく残酷である。
実は、本人は自らが不適格であることを知っており、
ストレスによって追いつめられ、
本人自身が脱出をひそかに願っているものである。
●とるべき行動
成果をあげられない者は、成果をあげられるポストヘ異動させる。
●身につけるべき姿勢
組織に働く者全員が成果をあげられるようにする。
「間違った人事によって異動させた者を
そのままにしておくことは温情ではない。
意地悪である。
辞めさせる理由はない。
一流の技術者、一流の分析専門家、一流の販売部長は
常に必要である。
妥当な解決案は、前のポスト、
あるいはそれに相当するポストに戻すことである。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第4章 強みを生かす)
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